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 全国管工機材商業連合会(管機連、会長橋本政昭氏)は6月17日、東京都千代田区のグランドアーク半蔵門で第12回定時社員総会を開催した。2023年度事業・決算報告、24年度事業計画・収支予算、定款変更などについて審議し承認したほか第8代となる新会長に大藪淳一氏(愛知組合前理事長、大清社長)を選任した。

 管機連は、管工機材商業流通業界の全国組織として業界の地位向上と各地区組合の連携強化による管材業界の発展を図ることを目的としており、今年度の事業計画では、①管機連組織の増強(正会員・特別会員・賛助会員の加入促進および地区組合組成に注力)②工販との連携(全管連)③製販との連携(メーカー、業界団体など)④官公庁との連携強化(経済産業省、国土交通省、中小企業庁など)⑤各地区組合の防災協定締結の推進(三管協方式などの展開)⑥SDGsに対する取組推進⑦「管工機材の将来を考える研究会」の継続実施⑧情報発信の強化(デイリーニュース、ウィークリーニュース発信、管機連だよりなど)⑨青年部活動支援⑩管工機材・設備総合展への支援(愛知組合)⑪働き方改革、人材不足へのサポート活動――を重点項目に掲げて、事業運営を図り管機連の使命を達成していく。

 役員の選任では、理事4名と監事1名が新たに選任され、地区組合理事長を退任した岡﨑信一氏(大阪)と渡部勝裕氏(岐阜)、組合事務局長を退任した阪尾知治氏(愛知)に橋本会長より感謝状が授与された。

 続いて新役員による臨時理事会が催され、会長に大藪氏(愛知)、副会長に向山英雄氏(東京)、久門龍明氏(大阪)、峰澤彰宏氏(愛知)、会計幹事に加藤木文康氏(東京)がそれぞれ選任された。また、橋本政昭前会長は新たに設けられた名誉会長として大藪会長を補佐していくことを決定した。

 ユアサ商事の販売店組織「やまずみ会」主催、仕入れメーカー組織「炭協会」協賛、同社後援の展示会「つなぐ関東グランドフェア(関東GF)2024」が7月5・6日の両日、千葉・幕張メッセ(9~11ホール)で受注金額850億円を目指して開催される。

 今回のGFのテーマは「デジタルとグリーン さまざまな現場での『労働力不足』、『カーボンニュートラル』達成…『今』取り組むべき課題解決のヒントがここに集結!」としている。

 日本継手は、8月1日出荷分よりねじ込み式管継手やコア継手、PS継手など各種管継手と鋼管製管継手について価格改定を実施する。また、SPフレキ関連製品についても同様に8月1日出荷分より価格を改定する。

 高止まりするエネルギーコストに加えて鋼管並びに副資材価格も高騰し、配送費の増大なども要因となり製造コストは上昇しており、企業努力だけでは製造コストを吸収することが困難な状況と判断。安定的な供給を行うため、今回の価格改定に踏み切った。

 対象品種(区分)と価格改定率は次の通り。

 【一般】▽ねじ込み式管継手(白・黒)(PL)▽コア継手(Cコア・CDコア・BC6・Cコア・CDコア)▽NWジョイント▽水圧テストゲージ=7%以上【防災】▽20K運送管継手▽K―PLV継手▽PCHB継手▽ブランチサドル▽三方径違いチ―・径違いクロス▽停滞水防止継手▽SP分岐継手▽PS継手(ねじ込み式管継手・20K運送管継手・SP分岐継手)=7%以上【ガス】▽PLS・I―PLS・I―PLV継手▽PLSM・SGML継手(接合材含む)▽G―PLSM・SGM・HGM―S継手(接合材含む)▽不等沈下継手▽防食メカニカルボールバルブ▽絶縁継手(NZ・NZ2)▽RSユニオン・U字管▽トランジッション継手▽活管分岐継手(SSB〈防食・K・TM・GM〉)▽フレキシブル管(配管材料含む)▽メタルホース=7%以上【パイプニップル】▽一般(白・黒・PL)・給水・防災・ガス=10%以上【フランジ】▽一般(白・黒・PL)・給水・防災=7%以上。

 ▽SPフレキ関連製品(SP分岐継手を除く)=15%以上。

同社では「今後も技術の改善と品質向上を図り、製品の安定供給と品質の確保に努力していく」としている。

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