ベンは、6月20日より戸別減圧弁ユニット「RHU―1型」(呼び径20)の販売を開始した。給水・給湯の圧力変動を一定にする目的でホテルや共同住宅等のパイプシャフト内に設置される戸別減圧弁周りをユニット化し、配管施工作業の短縮・省力化を狙う。
同製品は、止水栓・減圧弁・逆止弁・架台のユニット化が可能な製品となっており、減圧弁はカートリッジ方式を採用。60メッシュ相当のストレーナが内蔵され、圧力調整済であるため調整なしで使用可能な製品となっている。減圧弁の一次側に止水栓が取り付けられるため、減圧弁や給水器具のメンテナンスが容易であり、カートリッジ方式を採用しているので要部の脱着・交換に工具が不要。ダイヤフラムとディスクにFKMを採用し、耐熱性が向上している。また、架台背面のボルトと座金で減圧弁が固定されており、床から二次側継手までの最小距離で40mm、最大距離で150mmまで調整が可能。
さらに、二次側ユニオン継手はオス/メスどちらかの選択が可能で、逆止弁内蔵の有無も決められる。架台の他に圧力計用継手、テストロットが付属しており、テストロットを使用することで、施工後でも減圧弁を設置したまま1・75MPa以下の水圧試験が可能。
その他、温水用識別キャップや減圧弁の上部から圧力が確認できるA型圧力計、横から確認ができるD型圧力計も別途注文可能となっている。
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