因幡電機産業 因幡電工カンパニー(大阪本社・大阪市西区)は、3月1日出荷分より主力製品である空調用被覆銅管、4月1日出荷分より配管化粧カバー「スリムダクトRD」(ステンレス)、耐火遮音カバー「IRLP」など樹脂・金属関連の空調配管資器材について価格改定を実施する。
空調用被覆銅管の主原材料となる銅地金のかつてない高騰に加えて被覆材の原材料も高騰し、他の製品も燃料費、輸送コスト、副資材等の高騰により製造コストが著しく上昇しており、生産工程の合理化や諸経費の削減等企業努力のみではコストUP分を吸収することが困難と判断。製品の安定供給を維持するためにも今回価格改定に踏み切った。
対象品種と改定率は次の通り。
【3月1日出荷分より価格改定】
▽空調用被覆銅管全般:現行標準単価より20%以上
【4月1日出荷分より価格改定】
▽配管化粧カバー「スリムダクトRD」(ステンレス)、防火区画貫通部材、耐火遮音カバー「IRLPP」、耐火パテ硬化型不燃タイプ、延焼防止パテ、鋼製スリーブ「EZSN/EZS」、断熱ドレンホース/アクセサリー「DSH」、ドレンあげゾウ用保温材「PMU」、隠ぺい配管挿入キット「CPT」、保温材接続テープ「JTA」、断熱粘着テープ「DHV」、防振吊り金具「BGK」、ロングフレキ「B―13・15」、袋ナット/パッキンセット「FN」、ファイヤーレスジョイント用保温材「FJH」、スパナ延長ハンドル「RSH」:現行価格より10%以上。
同社では今後も「製品の安定供給と品質向上を図れるように取り組んでいく」として、今回の価格改定に理解と協力を求めている。
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