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鶴見製作所 京都工場モータ生産棟が竣工

 鶴見製作所(大阪本店・大阪市鶴見区、社長辻本治氏)は、グループ会社による特殊鋼の鋳造事業など次世代に向けたものづくり改革を推し進めているが、このほど同社の京都工場(京都府八幡市)内にポンプの主要部品であるモータの内製化を実現するモータ生産棟が完成した。



開発から生産までの一貫体制で水中ポンプ・水処理関連機器の製造技術を高めて、社会インフラに貢献する企業として万全な製品供給体制の構築を図っていくとしている。

 同社は、京都工場のほか国内に米子工場(鳥取県米子市)、海外に台湾とベトナム、中国・上海に生産拠点がある。米子工場は2004年12月に旧粟村製作所との経営統合により営業譲渡され、上下水道・農地灌漑向け大型揚排水ポンプポンプや電力向けの復水器用液封式真空ポンプ、液封式圧縮機などの生産を行っており、2018年には砂型3Dプリンタを導入した造形研究所を開設している。

 また、2023年にはグループ会社であるアロイテクノロジー(大阪府八尾市)でハイクロ鋳鉄・ステンレス鋳鋼など特殊鋼の鋳造事業をスタートさせ自社鋳造体制を確立し「短納期・高精度・高品質」な鋳物生産の実現に向け新たなモノづくりへの挑戦が進められている。

 京都工場は、同社のマザー工場として主に水中ポンプと水処理関連機器の製造を担っており、実験や研究開発のための設備装置も充実し、小型から大型・特殊ポンプまであらゆるニーズに対応する生産拠点。1994年7月に竣工し、総敷地面積は5万266㎡、総延床面積は4万626㎡。

 今回のモータ生産棟は、従来のポンプ生産棟南側に建設され、敷地面積は1万6370㎡、延床面積は1万3082㎡。3階建で、1階が工作機械を用いた焼き入れ・研磨・加工とモータ組立、検査工程エリア、2階が自動倉庫、3階が2・2~75kWのステータを生産する巻線エリアと技術事務所をなっている。また、1階エントランス部はイタリア語で「水の博物館」を意味する「Acqua Museo」(アクアムゼオ)と名付けられた展示スペースも設けられている。


 
 
 

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