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 日東精工(本社・京都府綾部市)はこのほど、設立60周年を迎えた綾部工業研修所へ研修に使用するロボット「ピックアンドプレス機」を寄贈した。

 今回の寄贈は、同所の設立60周年を記念して実施したもので、地域内の技術者養成に寄与する取り組みの一環として行われ、7月11日開催の同所新年度入所式でロボットを寄贈した。同社は、同研修所との連携をさらに深め、地域の技術者育成に貢献していくとしている。

 大阪管工機材商業協同組合(理事長木澤利光氏)が主催する「第22回管工機材・設備総合展OSAKA2025」の出展申し込みがこのほど締め切られ、191の企業・団体から出展申し込みがあり380小間の規模で開催されることが確定した。

 同展は9月11日から13日の3日間、大阪・南港のインテックス大阪6号館Aで開催される。一昨年開催した前回展(第21回)では、1万5298名の来場者を記録し、関西の管材業界を盛り上げる一大イベントとして定着している。

 今回はメインテーマに「管工機材フェス開幕!!脈々(ミャクミャク)と未来へ継(つ)なげ流体テクノロジー」を掲げて、社会インフラに貢献する管工機材・設備機器が果たす重要な役割と最新技術・製品を広く紹介する。

 大阪ポンプ卸商組合(会長九喜延之氏)と一般社団法人日本能率協会が共催団体として参画し、新たに公益社団法人日本下水道協会が加わり経済産業省近畿経済産業局、大阪府、大阪市、大阪商工会議所、全国管工機材商業連合会など19団体が後援する。

 今回は、粟井寛儀副理事長(粟井機鋼社長)が総合展実行委員長として陣頭指揮を執り、総勢29名の実行委員会メンバーらが力を合わせて前回展までの出品者を中心に広く出展を呼びかけ380小間(前回展194企業団体・359小間)の規模での開催となった。

 大阪展は、東京、愛知で開催している他地区の総合展では見られない独自の展示方式として品種別ゾーン展示を取り入れており、今回もこの展示方式を継続し採用する。来場者から「見たい製品について競合商品・関連商品も含め集中的に見学できる」などとして好評を得ているもので、「管・継手(金属)」「管・継手(合成樹脂)」「バルブ」「住設・空調」「ポンプ」「支持金具・機械工具・副資材」「コンピュータソフト・その他」「公的機関・業界団体」の8つのゾーンに分かれて省エネ、省施工、環境負荷軽減など様々な産業分野で貢献する管工機材の最新製品・技術情報を分かりやすく展示する。

 また、毎回好評を得ている日本能率協会との連携によるAIを活用した空調制御や省エネ化をテーマにした管工機材ユーザー向け講演会や団体来場者を対象にした助成金など建築・水道・プラント・設備設計のユーザー来場者アップを図る企画のほか建築系で学ぶ高校生・専門校生らによる配管組立技能を競う競技会、大学3年生以上をメインターゲットにした業界研究イベントなどを実施し、就職活動と人材確保のマッチングを図るとともに業界の魅力を若年層に広くアピールする。

 開催時間は、午前10時から午後5時(最終日は午後3時まで)。

7月2日には大阪市中央区のホテル日航大阪で257名の出品者が参加して出品説明会が開催された。各担当実行委員らから搬出入時の注意事項や小間ブースの展示装飾・施工、出品者紹介ページの情報登録、出品ブースのWeb提出方法、来場団体者1人あたり4500円を助成する「ユーザー団体来場助成金」の申し込み方法などについて説明が行われた。また、大阪労働協会担当者より業界研究イベントの内容と出展企業へのアンケート実施について説明が行われた。

 ユーザー団体来場助成金など同展についての問い合わせは同協組事務局(℡06―6531―6385、FAX06―6536―6525)まで。

 全国管工機材商業連合会(会長大藪淳一氏)は6月16日、第13回定時社員総会を東京都千代田区のホテルグランドアーク半蔵門で開催し、2024年度事業・収支決算報告を行うとともに25年度事業計画・予算案を審議・決定した。

 今年度は、引き続き組織の拡充、関連業界団体との連携強化、防災協定の推進、情報発信の強化など重点項目12項目に取り組んでいくことにした。

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