キッツ 真空バルブ関連事業を拡充「ブイテックス」子会社化
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キッツ(本社・東京都港区、社長河野誠氏)は、このほど開催した取締役会でカナデビア株式会社が保有する株式会社ブイテックスの全株式を取得し、子会社化することを決議した。真空バルブ関連事業を一段と拡充する。
キッツグループは、長期経営ビジョン『Beyond New Height2030―「流れ」を変える』のもと、デジタル化の進展を成長機会と捉えている。特に半導体分野を重点領域として位置づけ、当該領域への経営リソースを戦略的に投入している。
近年、半導体製造工程ではデバイスの微細化・高集積化が進展し、真空プロセスの安定性や精密な圧力制御の重要性が一段と高まっている。これに伴い、半導体向け真空バルブ市場は中長期的にも着実な拡大が見込まれており、同社グループとしても真空バルブ関連事業をさらに強化している。
ブイテックスは、特殊バルブ、特に半導体関連で使用される真空バルブに加え、日本で唯一のラプチャーディスクのメーカーとして多くの実績を有している。同社が保有する真空バルブ関連技術は、キッツエスシーティーで培ってきた半導体装置向け技術と高い親和性を有しており、先端プロセスに対応する製品の強化に寄与するものと考えられ、また、ラプチャーディスク事業については、半導体分野のみならず、同社グループが展開する幅広い産業向けバルブ・流体制御領域で高いシナジーが見込まれる。
同社では、ブイテックスをグループに迎え入れることが、半導体分野で中長期的な成長基盤を確立するうえで有効であるとともに、グループ全体の競争力向上と企業価値向上に資するものと判断し、今回の株式取得の決定に至った。



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