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大阪管材組合「第22回管工機材・設備総合展」9月11日からインテックス大阪で開催

 関西地区管材業界の一大イベント「第22回管工機材・設備総合展OSAKA2025」(主催・大阪管工機材商業協同組合=理事長木澤利光氏)が9月11日~13日の3日間、大阪・南港のインテックス大阪6号館Aで開催される。

今回はメインテーマに「管工機材フェス開幕!!脈々(ミャクミャク)と未来へ継(つ)ななげ流体テクノロジー」を掲げ、191の企業・団体(前回193)が目標を大きく上回る380小間(前回359小間)の規模で社会インフラに貢献する最新の管工機材・設備機器を出展する。

 進行するオゾン層破壊や大気汚染、水質汚濁などの環境保全に向けた課題を解決し、快適な社会生活を実現する管工機材・設備機器の最新技術と製品情報を来場者に紹介する。新たな需要創出を図るとともに幅広い産業分野で貢献する管工機材が、未来社会に果たす重要な役割を幅広い層にアピールし業界の認知度向上と基盤強化をめざす。

 今回も大阪ポンプ卸商組合(会長九喜延之氏)と一般社団法人日本能率協会が共催団体として参画するほか新たに公益社団法人日本下水道協会が加わり経済産業省近畿経済産業局、大阪府、大阪市、大阪商工会議所、全国管工機材商業連合会(管機連)など19団体が後援、一般財団法人大阪労働協会が協力し開催する。

開催時間は初日と2日目が午前10時から午後5時、最終日が午前10時から午後3時までとなっている。

 同展は、昭和53年に組合創立30周年記念事業として第1回総合展を開催以降、関西の管材業界を盛り上げる一大イベントとして定着しており、開催時期を延期し開催した一昨年の前回展では1万5298名の来場者を記録した。

同協組では、昨年秋に展示会成功に向け総合展実行委員会を組織。組合副理事長の粟井寛儀氏が新たに総合展実行委員長を務め総勢29名の実行委員会メンバーらが会合を重ねてアイデアを出し合い、組合挙げて前回展までの出品者を中心に広く出展要請を呼び掛けてきた。

 大阪展は、東京、愛知で開催される他地区の総合展では見られない独自の展示方式として品種別ゾーン展示を取り入れており、今回もこの展示方式を継続し採用する。来場者から「見たい製品について競合商品・関連商品も含め集中的に見学できる」などとして好評を得ているもので、「管・継手(金属)」「管・継手(合成樹脂)」「バルブ」「住設・空調」「ポンプ」「支持金具・機械工具・副資材」「コンピュータソフト・その他」「公的機関・業界団体」の8つのゾーンに分かれて省エネ、省施工、環境負荷軽減など様々な産業分野で貢献する管工機材の最新製品・技術情報を分かりやすく展示する。

 また、毎回好評を得ている日本能率協会との連携による管工機材ユーザー向け講演会もさらに内容を充実させて、自動制御活用で実現する実効的ZEBやAIを活用した空調エネマネソリューションなどをテーマに開催(11・12日の計3回)するほか、12日午後2時30分からアンドロイド開発の第一人者としても知られる大阪大学基礎工学研究科教授の石黒浩氏による特別講演も企画されている(いずれも聴講無料)。

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 このほか出展社によるセミナーや人材採用を目的とした業界研究イベントなどを開催。最終日の13日にはクイズプレーヤーでタレントの伊沢拓司による学生向け特別セミナーや初の試みとして建設系で学ぶ高校生らによる「配管組立研修・競技会」も開催され、就職活動と人材確保のマッチングを図るとともに管工機材業界の魅力を若年層に広くアピールする。

 建築・水道・プラント・設備設計業者のグループ来場者を対象に交通費等を助成する「ユーザー団体来場助成金」も行い、建築・水道・プラント・設備設計業者らの来場増員を図っている。

 来場については、同組合HPにある展示会専用サイトから事前来場登録が必要。

 また、同展実行委員会では来場者アップに向けて、各SNSチャンネルでプロモーション用ショート動画(上記QRコードより視聴可能)を公開している。

 
 
 

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